グリッサンドとは?どうやったらうまく弾ける?【徹底解説!】

グリッサンドとは?

グリッサンドとは、ピアノ奏法の一つです。
手や指を鍵盤の上で滑らせて弾きます。

言葉で説明しても「??」という感じですよね。
実際にグリッサンドで弾かれている曲をみてみましょう!
こちらのピアノ協奏曲は、冒頭の部分でのグリッサンドが特徴的です。

48秒あたりからがグリッサンドになります。
指が鍵盤の上をなめらかに滑っているのがみられますね!

引用元:Youtube

楽譜ではどのように書かれる?

グリッサンドは楽譜ではどのようにか書かれるか、譜例で確認してみましょう!

グリッサンドの譜例

波線とグリッサンドの略である「griss.」という文字が書かれていますね。
このような場合は、低いレの音から高いレの音までをなめらかに演奏します。

高い音から低い音へとグリッサンドをする場合は、以下のようにグリッサンドが書かれています。
グリッサンドの譜例

ピアノアレンジにも使える!

グリッサンドは、ピアノアレンジにも効果的に使えます!
曲が華やかになり、視覚的にもかっこいいですよね。

曲の途中や最後の締めなどの、「ちょっとここをカッコよくしたい!」というところに、ぜひグリッサンドを入れてみてくださいね!

グリッサンドはどうやって弾く?

グリッサンドの弾き方にはいろいろな種類があります。
「この弾き方で弾かなければいけない」という絶対的な弾き方はありません。

先ほどの紹介したラベルの協奏曲のグリッサンドも、いろいろな弾き方をしている方がいらっしゃいます。

代表的な弾き方としては、以下の3つがあげられます。

  • 親指を立てて滑らせる(高い音から低い音へ滑らす場合)
  • 手の甲側の指を滑らせる
  • 指の腹を使う
手の形によって弾きやすさも異なります。
ぜひ、色々と試してみてくださいね^^

グリッサンドを弾くときのコツ

グリッサンドを弾くときは、腕をリラックスさせるようにしましょう!

力が入ってしまうと、鍵盤の上で手をなめらかに滑らすことが難しいです。
力が抜けているか確認しながら弾くようにしてみてください!

グリッサンドを弾くときの注意点!

グリッサンドを弾く際は、手を痛めてしまったり、指の皮が剥けてしまうことがあります。
最初は無理をしすぎないで、様子をみながら練習をするようにしましょう!

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