大人になってからのピアノのはじめ方【ポイントを解説】

「ピアノを習いたい!」

そう思っても、
「大人になってからでは遅いの?」
「まず何から始めたら良いの?」

と不安に思われたことはありませんか?

そこで今回は、ピアノ初心者の方がどのようにピアノを始める方法があるのかを解説していきます。

また、基礎から始める際の練習方法についても解説していますので、ぜひ今後の学習の参考にしてみてくださいね!!

大人からピアノを始めるのは遅い?

大人からピアノを始めるのは遅いなんてことは、全くありません!

「覚えることが多く、難しいのではないか」
「指が上手く動かないのではないか」

このような不安を持っている方は多いですが、耳で響きを感じながら進めていくことで、
自然と音名や和音を覚えられるようになります。

また、指も毎日5分でもピアノに触れる時間がとれれば、十分に動くようになっていきます。

何かを始めたいと思うことは本当に素晴らしいことです。
興味のある方はぜひチャレンジされることをおすすめします!

どうやってピアノを始めたら良い?

ピアノの始め方には、主に以下の二つの方法があります。

  • 独学で学ぶ
  • レッスンで先生にならう

ピアノを独学で学ぶことについては、こちらの記事で詳しく解説しておりますので、 ぜひご覧ください↓
ピアノを独学で学ぶメリット・デメリットまとめ

以下から、ピアノの先生に習う場合のメリット・デメリットについて解説していきます!

ピアノの先生に習うメリットは?

ピアノの先生に習うメリットとして、以下のことが挙げられます。

  • 基礎からしっかりと学べる
  • 分からないこと質問できる
  • 自分にあった教え方をしてもらえる 

詳しく解説していきます!

基礎からしっかりと学べる

ピアノの先生に習う際は、まず弾き方など、基礎から学んでいく場合が多いです。

独学でピアノの弾き方を学んだ場合、変な癖がついてしまい、後から直すのが大変…ということもあります。

「まず基礎からしっかりと学びたい」という方は、まずはピアノの先生に習い、マンツーマンで教えてもらう方法をおすすめします。

分からないことを質問できる

社会人の方などは、「なかなか練習をする時間が取れない」と悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

限られた練習時間の中で、分からないことがあった場合、自分で解決方法を探すには時間がかかってしまう場合があります。

「効率的に学びたい」という方は、ピアノの先生に直接質問できる環境を用意する方が良いでしょう。

自分にあった教え方をしてもらえる

ピアノの先生は、どんなタイプの人でも同じようにレッスンする、というより その人に合ったレッスンを行う場合が多いです。 (※先生の中には、「自分の好きな作曲家しか弾かせない」「ポップスを弾くのは認めない」といった先生もいるので、注意が必要です。)

ピアノの先生には「自分がどういう風にピアノが弾けるようになりたいか」という目標に沿って、レッスンを組み立ててもらうことができます。
独学で学ぶよりも挫折しづらく、目標達成に向けてモチベーションを保つことができます。

ピアノの先生に習う際のデメリットとは?

ピアノの先生に習うときのデメリットとして、以下のようなことが挙げられます。

  • レッスン代がかかってしまう
  • 合わない先生もいる
  • レッスンをプレッシャーに感じてしまう
詳しく解説していきます!

レッスン代がかかってしまう

やはりピアノの先生に習う際のデメリットと言われているのが、「レッスン代」です。

「ピアノのレッスン=高い」というイメージがある方も多いと思いますが、レッスン代は教室や先生によって値段は「ピンキリ」です。
「レッスン代が高いから良い先生」という訳ではありませんので、自分の状況に合った先生を見つけられれば、 負担なく良い先生に習うことができます。

自分に合わない先生もいる

「趣味で習っているのに先生が厳しすぎる」 「どうも先生が苦手…」 このような理由により、音楽から遠ざかってしまう方も多くいらっしゃいます。

レッスンは「人」が行うものですので、先生のお人柄やレッスンの内容も本当に様々です。
ですので、「先生が合わなくて辛いな…」と思われる方は、 無理にレッスンを続ける必要はなく、他の先生や教室に行ってみる方が良いと思います。

先生が変わったことにより、すごく上達する方もいます。 初めて習った先生が合わなかった時は少しショックかもしれませんが、 そこで音楽を嫌いにならず新しい先生を探すことも、初心者の方にとって大切なスキルだと思います。

レッスンをプレッシャーに感じてしまう

レッスンに通うようになると、 「レッスンまでにきちんと練習しなくちゃ…」 「なかなかうまく弾けず、先生に怒られるのが怖い」 といったプレッシャーを感じてしまう場合があります。
練習や技術の習得はとても大切です。

しかし、ピアノを学ぶ理由は人それぞれだと思います。
「プロになりたい!」といった目標であれば、毎週難しい曲を練習したり、レッスンまでにきちんと練習して仕上げるといったことが求めれらるかもしれません。

ですが、「音楽を気軽に楽しみたい」「趣味として音楽を始めたい」といった理由であれば、先生も理解し、その人に合ったペースでレッスンを進めると思います。

自分の意思をしっかり伝え、それに合ったレッスンをしてくれる先生を探すのがベストだと思います。

初心者の方におすすめの練習方法とは?

ではここで、初心者におすすめの練習方法を解説していきます! おすすめの練習方法として以下のようなものがあります↓

  • 簡単な曲から始める
  • テンポはゆっくりから
  • コードを覚えてみる
一つずつ解説していきますので、参考にしてみてくださいね^^

譜読みが簡単な曲から始める

「さあ!ピアノを始めるぞ!!」と意気込み、難しい曲からトライしてしまうと、 楽譜を読む時点で何度もつまずいてしまい、挫折の原因になってしまうと思います。

まずは調号や音数が少ない、譜読みが簡単な曲から始めることをおすすめします。
もし、自分が強く弾きたい!という憧れの曲が難しかった場合、簡単な曲と並行して弾くなどして、 少しずつ譜読みを進めてみてください。
モチベーションの維持にも繋がると思いますので、ぜひ試してみてくださいね^^

テンポはゆっくりから

いきなり速いテンポから弾いてしまうと、指がもつれてしまったり、細かい音符が飛んでしまったりします。
まずはゆっくり、音をじっくりと聴きながら弾いてみましょう!

そうして、だんだんテンポを上げていくと、細かい音符などがしっかり弾けるようになってきます。

コードを覚えてみる

「コードを覚える」と聞くとなんだか難しそうに感じてしまいますが、 コードはとてもシンプルです。

日本のヒットソングなどは、ほとんどがシンプルなコード進行で書かれています。
ですので、一つの有名なコード進行をマスターするだけで、何十曲もの曲が簡単に弾けてしまいます。

難しい伴奏の楽譜をいちいち調べなくても、コード進行を弾くだけで弾き歌いなどが気軽にできるので、 ぜひ、コードも覚えてみてくださいね^^

コードについての基本的なことが知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください↓
コードの理論を完全マスター!【メジャーコードとマイナーコード】

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