add9(アドナインス)とナインスの意味とは?【初めての音楽理論】

今回は、間違いやすい以下の二つのコードについて解説していきます!

  • アドナインス
  • ナインス

アドナインスとは?

アドナインスの「add」は英語で「加える」と言う意味です。
その「add」に「9」がついているので、あるコードに「9thの音を加える」という意味になります!

実際の音をみてみよう!

では例として、「C add9」をみてみましょう!
まず、Cはドミソの音で構成されていましたね↓

Cのコード

この音にドから数えて9番目の音の「レ」の音を追加したものが、「C add9th」になります。

Cmajorの9番目の音

この場合、7th(7番目の音)の音は弾かないので、注意するようにしましょう!

ナインスコードとは?

ナインスコードとは、「add9」とはまた違ったコードです。
ナインスコードは、7thコードの三度上に音を足したものになります。

7thコードって何?と思われた方は、先にこちらの記事をご覧ください。

セブンスコード(四和音)の種類と仕組みを徹底解剖【初心者向け】

【ナインスコードの例】

ナインスコードは、「5和音」とも呼ばれます。
9thコードには、以下のような種類もあります↓

Cm9のコード

CM9のコード

CmM9

また、9thコードは、以下のようにも書かれます↓

  • C9→C7(9)
  • Cm9→Cm7(9)
  • CM9→CM7(9)

まとめ

お疲れ様でした!

アドナインスとナインスコードは間違いやすいコードなので、気をつけるようにしましょう!
ぜひ、実際の曲で二つのコードを弾いてみてくださいね^^

これからも一緒に音楽の勉強を頑張りましょう!

YouTubeで動画を発信中!

「Kanade」のYouTubeチャンネルでは、楽譜の読み方やコードについて解説した動画を発信しています。
動画で音楽を学びたい!という方は、ぜひご覧ください!

YouTubeチャンネルを見る