初めてのコード進行:王道進行・小室進行などまとめ

今回はすぐに使える「コード進行」について解説していきます!

今回紹介するコードを覚えるだけで、色々な名曲を演奏することができたり、
作曲に活かすことができますので、ぜひ読み進めていただけますと幸いです!

それでは早速行ってみましょう!

コード進行とは?

コード進行とは、コードを並べたものです。

コードとは、日本語では「和音」といいます。
和音(コード)について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
コードの理論を完全マスター!【メジャーコードとマイナーコード】

例えば、C、G、Amのコードがあったとしてます。
このコードを以下のように並べてみます。

  • C→G→Am
  • Am→C→G
  • G→C→Am

上記の全てがコード進行です。
難しく考えすぎず、コードを並べたもの、と考えてみてください!

定番のコード進行がある?

コードを並べたものがコード進行と説明しましたが、 そのコード進行が共通している曲は多く存在します。

「なんかこの二つの曲、雰囲気が似ているな….?」と感じたことはありませんか?
それは、コード進行が共通しているからかもしれません!

これから、JPOPなどによく使われているコード進行を紹介します!
皆さんも一度は耳にしたことがあると思います!

それでは行ってみましょう!

おすすめのコード進行まとめ

今回は以下の三つを紹介します!

  • カノン進行
  • 小室進行
  • 王道進行

カノン進行

カノン進行は、定番中の定番のコード進行です。 「涙そうそう」や「ハナミズキ」など、日本のヒット曲に多く使われています。
コード進行はこちらです↓

C→G→Am→Em→F→C→F→G

また、最後から2番目の和音を「F」→「Dm」にするのもオススメです!

C→G→Am→Em→F→C→Dm→G

カノン進行については、こちらの記事で詳しく解説してありますのでぜひご覧ください!
はじめての作曲STEP5【カノン進行上にメロディをつくってみよう!】

小室進行

作曲家の小室哲哉氏が愛用したコード進行が、「小室進行」と言われております。
コード進行はこちらです↓

Am→F→G→C

千本桜にも、この小室進行が多く使われております。 
引用元:YouTube

王道進行

「王道進行」と呼ばれるほど、以下のコード進行はたくさんの曲に使われています!

F→G→Em→Am

最初は「F」「G」とメジャーコードで明るい響きなのですが、後半部分が「Em」「Am」と暗い響きになっています。
明るくなったら暗くなったりと、ちょっと切ない響のコード進行になります。

また、「Em」の部分を「E」にしても、素敵なコード進行になります。

F→G→E→Am

平井堅さんの「瞳をとじて」という曲のサビにも、この王道進行が使われています。 

アレンジもしてみよう!

よく使われているコード進行を紹介しましたが、作曲する際はアレンジなどもしてみましょう!
分数コードにしてみたり、他の和音を入れてみたりと、色々と工夫してみてくださいね!!

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