こちらの記事では、スタッカートの意味について詳しく解説していきます!
スタッカートとは?
スタッカートには、「音を短く奏する」「次の音と離して奏する」といった意味があります。
楽譜上では、こちらの譜例のように音符の上下どちらかにに「・」が書かれます。
スタッカートはどのように弾く?
「音を短くきる」といっても、どのように弾けば良いのか分からないですよね…!
筆者は鍵盤に指をのせて、指ではじくように弾いています。
上から下に鍵盤をボタンを押すように弾くのではなく、指を鍵盤から上に跳ね上がらせる、というイメージでしょうか。
しかしながら、スタッカートの弾き方に絶対的な正解はありません。
音を鋭く弾く場合もあれば、柔らかく切る場合もあります。
弾く人によっても、曲によっても弾き方は異なります!
スタッカートの種類
スタッカートにも、いろいろな種類があります。
上記では、丸い点「・」のスタッカートでしたが、三角「▲▼」が表されるスタッカートもあります。
こちらは、「staccatissimo」(スタッカーティッシモ)とよばれています。
丸い点のスタッカートよりも、音がより鋭く弾かれます。 また、スタッカートと同時にスラーが使われたりもします。
こちらは、メゾスタッカート(mezzo staccato)とよばれています。
音を短く切りすぎずに柔らかめの音で、フレーズ感を持ってスタッカートを弾く場合が多いです。
スタッカートが使われている曲
ではここで、スタッカートが書かれている曲を紹介します!
ドビュッシーの「パスピエ」という曲です。
曲の冒頭から、スタッカートが用いられています。
引用元:YouTube
ピヨ太
スタッカート練習も効果的!
くま先生
ピヨ太
くま先生
これにスタッカートを付けてゆっくり練習してみましょう!
スタッカートをつけることにより、一つひとつの音をよりクリアに弾くことができたり、指に余計な力を入れずに脱力して弾くことができます。
練習後に、スタッカートをとっていつも通りに弾いてみると、より弾きやすさを感じるのではないでしょうか?
ぜひ、試してみてくださいね^^
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