もくじ
サス・フォーのコードの仕組み
サス・フォー(sus4)のコードの仕組みについてみていきましょう。
sus4とは、メジャーコードの第3音の音が半音上がった和音(コード)のことです。
半音って何?と思われた方は、先にこちらの記事をご覧ください。
第3音とは、根音(ルート)から数えて3番目の音です。
Cコードはドミソの音で構成されていますが、ドから数えて3番目の音であるミの音が第3音になります。
「sus4」で半音上がった「ファ」の音は、本来のCの「ドミソ」の音ではないため、「非和声音」と言います。
sus4の性質
「sus」とは「suspended(サスペンデッド)」の略です。
この「suspended(サスペンデッド)」は「漂って」「浮遊して」という意味があります。
この単語から、「不安定な音」というイメージが湧きますね。
実際に、sus4で半音上がった「非和声音」は不安定な音で、安定した音へ戻ろうとする性質があります。
ですので、Csus4→Cというコード進行はよくみられます。
(別のコードに進行する場合ももちろんあります。)
セブンスコードのsus4
セブンスコードにもsus4のコードが存在します。
例として、「C7 sus4」をみてみましょう。 セブンスコードであっても先ほどと仕組みは同じで、第3音が半音上がります。
またセブンスも先ほどと同じように、第3音が半音上がった「sus4」の和音は、安定した和音へ向かう性質があります。
まとめ
お疲れ様でした!今回のポイントを復習しましょう!
- 第3音が半音上がったコードをサス・フォー(sus4)という
- 和音の音に含まれないため、半音上がった音は「非和声音」と言われる。
- 不安定な性質があるため、安定した和音へ進む性質がある
また新しいコードを一つ覚えたピヨ!
ピヨ太
くま先生
どんどん成長しているね!これからも一緒に音楽の勉強頑張ろう!!
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