付点とは、音符の横についている黒い点のことです。
付点がつくことにより、音の長さが変化します!
今回は付点について一緒に学んでいきましょう。
動画で学びたい方は、以下のYouTubeをぜひご覧ください!
STEP1 付点の読み方を確認しよう!
まず、付点がついた音符をどのように読むのかについて解説します!
音符に付点がついた場合、読み方は
「付点+付点がついた音の名称」
となります。
例として四分音符に付点がついた場合をみてみましょう。
四分音符に付点がついた場合、
「付点四分音符(ふてんしぶおんぷ)」
と読みます。
この読み方は他の音符でも同じです。
八分音符に付点がついた場合は、
「付点八分音符(ふてんはちぶおんぷ)」
といいます。
STEP2 音の長さを確認しよう!
次は音の長さを確認しましょう!
ある音符に付点がついた場合、
付点がついた音符の半分の長さがプラスされます。
まずこちらの画像で、それぞれの音符の半分の長さを確認しましょう!
各音の長さについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
楽譜の読み方を1から解説!【ト音記号・ヘ音記号・音符の種類・休符など】
付点四分音符の場合
例として、付点四分音符の音の長さを考えてみましょう。
四分音符の半分の音の長さは八分音符になります。
よって、四分音符に八分音符の長さをプラスします。
四分音符+八分音符の音の長さが、付点四分音符になります。
くま先生
付点二分音符の場合
付点二分音符は、二分音符に付点が付いたものです。
二分音符の半分の長さは四分音符になります。
ですので、二分音符に四分音符を一つ付けた音の長さが、付点二分音符になります。
付点八分音符の場合
付点八分音符は、八分音符に付点が付いたものになります。
八分音符の半分の音符は十六分音符です。
よって、八分音符に十六分音符の長さをプラスしたものが付点八分音符の音の長さになります。
STEP3 休符も確認しよう!
休符にも、付点がつきます。
音符の読み方や長さの法則は、先ほと同じです。
例として、付点4分休符を見てみましょう。
付点四分休符の長さ
四分休符の半分の音は八分休符ですので、四分休符に八分休符をプラスします。
他の休符でも、同じ法則になります。
コラム:複付点とは?
コラムとして複付点について説明しますが、複付点はほとんど見る機会はありません…!
「こんなものもあるのだ!」というような感じでご覧ください。
こちらのように付点が二つある音符を「複付点音符」といいます。
四分音符の場合、読み方は「複付点四分音符」と言います。
長さは、付点についた音符の長さのさらに半分の長さを追加します。
例えば複付点四分音符の場合、四分音符の半分の音符「八分音符」をプラスし、そのさらに半分の「十六分音符」をプラスします!
他の音符や休符も、同じ法則になります!
まとめ
お疲れ様でした!今回のポイントを復習しましょう!
- 付点がつくと、その音の半分の長さがプラスされる
- 読み方は「付点+付点がついた音の名称」
- 休符でもその法則は同じ
これからも音楽の勉強を一緒に頑張っていきましょう!
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