音楽をはじめたい!そう思っても、
「楽譜ってどうやって読むのだっけ…?」
と不安に思ったことはありませんか?
そこで今回は、楽譜の読む上で必要な、以下の項目について解説していきます!
- ト音記号 (とおんきごう)
- ヘ音記号(へおんきごう)
- 音符の種類
- 休符
くま先生
ピヨ太
もくじ
STEP1 ト音記号を学ぼう!
では最初に、ト音記号について解説していきます。
下の画像の一番左に、なにやらお洒落な記号がありますね…!
そう、この記号が「ト音記号」です!
上の音符は、以下のように「ドレミファソラシド」と読みます。
楽譜においては、上にいくほど音が高く、下にいくほど音が低くなります。
ですので、例え五線を飛び越えようとも、線を足していけば、高い音も低い音も表すことができます!
ト音記号をよくみてみましょう。
すると、ト音記号が「ソ」の音から書き始められていることがわかります。
実は、このことが大いに関係しています。
「ドレミファソラシド」という音符の読み方は、実はイタリア語です。
日本音名では、「ハニホヘトイロハ」と読みます。
「ソ」は、日本音名だと「ト」といいます。
ですから、ト音記号というのです。
ピヨ太
くま先生
STEP2 ヘ音記号を学ぼう!
ヘ音記号は、ト音記号で表しづらいような、低い音を表します。
ピアノ伴奏の左手は、ヘ音記号で書かれることが多いです。
下の譜例の一番左にある、お洒落な記号が「ヘ音記号」になります。
へ音記号のドレミファソラシドの位置は、以下の通りです。
以下の譜例のように合わさっている「ド」の音は、同じ高さの音になります。
臨時記号について
音符には、こちらのようにシャープなどの「臨時記号」(読み方:りんじきごう)がつく場合があります。
臨時記号は、音を半音高くしたり、低くしたりする役目があります。
臨時記号には、主に三つの種類があります。
- シャープ(#)
- フラット(♭)
- ナチュラル

練習問題を解いてみよう!
それでは、ドレミの読み方を学習したところで、実際に音符の読み方を練習しましょう!
下の音符を読んでみてください♪
問題1 この音はなんの音でしょうか?

問題2 この音はなんの音でしょうか?
「レ」の音は、こちらの表の高い「ド」の一個上の音ですね!

問題3 この音はなんの音でしょうか?

これはヘ音記号という記号でしたね!ト音記号と間違えないように注意しましょう!
くま先生
STEP3 音符の種類を学ぼう!
くま先生

くま先生

4分音符
4分の4拍子のとき、四分音符は一拍分の長さをあらわします。
全音符
全音符は、小節の分だけ伸ばす音符のことをいいます。
例えば拍子が4分の4拍子だったら、四拍分のばします。
2分音符
2分音符とは、4分音符2つ分を表す音符です。
くま先生
ピヨ太
8分音符
8分音符は4分音符の半分の音の長さをあらわします。
8分音符2つで、4分音符1つ分の音の長さになります。
16分音符
16分音符1つで、4分音符の4分の1の長さを表します。
16分音符2つで8分音符1つ分、16分音符で4つ分で4分音符1つ分になります。
ピヨ太
くま先生
ちょっと整理
ピヨ太
くま先生
練習問題!
くま先生
1、4分音符は8分音符何個分でしょうか?

2、8分音符は16分音符何個分でしょうか?

STEP4 休符(きゅうふ)をまなぼう!
くま先生
ピヨ太
くま先生

ピヨ太
休符の長さは?
くま先生

ピヨ太
くま先生
練習問題!
では、復習として練習問題を解いてみましょう!
問1 二分休符は、四分音符いくつ分休みますか?
問2 四分休符は、八分休符いくつ分ですか?
まとめ
ピヨ太
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